‘問題になった点’ カテゴリーの記事一覧

20代男性会社員 バイクと自動車の非接触事故において相当因果関係が認められた事例

■事故状況

バイクで優先道路を直進中,側道より相手方車両が優先道路に進入しようとしたため,衝突回避のためにブレーキをかけたところ転倒した

■争点

過失割合,因果関係

■事務所の活動

交渉,訴訟

■解決のポイント

今回の事故は,物理的に接触はしていないものの、加害者の不用意な運転操作(過失)が原因で事故が起きたいわゆる「非接触事故」になります。
当事務所が受任した際,すでに加害者は被害者の過剰回避による事故と主張し,事故の因果関係を否定していました。交渉においても主張は変わらず,話し合いも決裂したため,訴訟にて解決を図ることになりました。

訴訟内にて,加害者の過失・被害者の事故回避の可能性等を丁寧に主張していったところ,裁判所より今回の事故と被害者の損害には相当因果関係があるということを認めていただきました。

今回のような非接触事故の場合,加害者の行為と被害者の損害には因果関係があると主張・立証をするのは被害者側になり,その因果関係の証明は困難を極めます。
しかし,専門家に相談に行くことにより,解決への道がひらけることもございますので,あきらめずにご相談ください。

30代男性 会社員 訴訟で和解 解決金人身155万円,物損25万円

■事故状況

依頼者車両が駐車場で停止中,相手方車両がクラクションを鳴らしたにもかかわらずバックしてきて接触。

■争点

逸失利益,慰謝料,休業損害

■事務所の活動

病院同行,被害者請求,交渉,訴訟

■解決のポイント

本件は保険会社が3か月で症状固定を迎えたとして,治療期間を争うとともに,休業損害は発生しないと主張している事案であったが,当初から弁護士がついて,保険会社が治療を打ち切る際に主治医から要治療期間と休業の必要性を記入した診断書を取り付けたことによって,治療期間を半年とし,休業損害の発生を前提とした和解案で和解することができた。

40代男性 会社員 傷害慰謝料赤本基準の9割で示談

■事故状況

依頼者車両が優先道路を直進中,交差点右方から渋滞車両の間をすり抜けるように直進してきた相手方車両と接触。

■争点

過失割合,慰謝料

■事務所の活動

病院同行,被害者請求,交渉

■解決のポイント

物損については全損であったため,事故当時の車両の代金に加えて,買換の諸費用がどこまで認められるか問題となったが,弁護士が判例に基づいた主張したことによって約9万円の買換費用の支払いを受けることができた。また,人身についても,弁護士が裁判基準で請求を行ったため,早急に裁判での解決基準を基準にした示談をすることが出来た。

50代男性 会社員 相手方保険会社からの提示額約180万円を300万円に増額した事例

■事故状況

信号待ちで停止中に後方から追突された。

■争点

慰謝料

■事務所の活動

交渉

■解決のポイント

弁護士が付いていない段階では,相手方保険会社の独自の基準で算定された損害賠償案を提示されるが,弁護士が介入したことによって,裁判基準に近い金額で示談をすることができた。

30代女性・主婦 主婦の休業損害が認められ,390万円の示談金を獲得できた事例

■事故状況

見通しの悪い交差点にて,一時停止標識を無視して交差点に進入した車と衝突

■争点

家事従事者,逸失利益,慰謝料

■事務所の活動

交渉

■解決のポイント

当事務所において,いわゆる裁判基準に照らし損害額を計算し,相手方保険会社と交渉をしたところ,受任後約1ヵ月にて,主婦としての休業損害約125万円を含む計約390万円支払われる形での示談が成立致しました。
今回の事故において,裁判となれば相手方がこちらの過失を主張することが想定されましたが,早急な交渉での解決により無過失にて示談をすることができました。

異時共同不法行為による後遺障害が残存し訴訟を経て約1400万円獲得した事例

■事故状況

後ろからの追突で通院・治療していた期間に,更に後ろから追突される別事故が発生した。

■争点

逸失利益・慰謝料

■事務所の活動

病院同行,被害者請求,交渉,訴訟

■解決のポイント

第一事故の治療中に不遇にも第二事故に遭遇された事案になります。
両事故ともに,病院同行し,整形外科の先生に後遺障害診断書の作成を依頼し,当事務所において後遺障害申請の手続きを行いました。
異時共同不法行為として,12級及び14級の等級を獲得することができましたが,交渉において難航したため訴訟提起を行いました。
そうしたところ,こちら側の言い分をほぼ認める和解案が提示されたため,和解に至りました。結果,総額1400万円を獲得しました。

紛争処理センターを利用し,裁判基準に近い金額にて解決できた事例

■事故状況

信号機のない交差点において,優先道路を走行し交差点に進入したところ,右方道路より交差点に進入した相手方車両と衝突した。

■争点

慰謝料

■事務所の活動

被害者請求,交渉,仲裁・斡旋手続

■解決のポイント

相手方保険会社との交渉では,慰謝料の8割しか認められなかったが,交通事故紛争処理センターにて斡旋手続きを利用したところ,裁判基準のほぼ満額にて示談することができた。

評価損(格落ち)60万円が損害として認定された事例

■問題点

優先道路を走行中,側面から出てきた車と衝突した事故。

事故に遭われたお車は,事故の直前に下取りに出すだめに査定を受けており,事故後の査定価格との差が損害として補償されるのかという点が問題となった。

■当事務所の活動

交渉

■解決のポイント

本件の大きな争点は,事故前の査定価格と,事故後の車の査定価格の差について請求が認められるか,という点にあった。

結果として,事故前に受けていた査定価格180万円から事故後の査定で下落した60万円につき,損害として認定され,補償をうけることができた。

50代男性 会社員 訴訟で和解金約2200万円獲得

50代 男性 会社員 後遺障害等級7級 約2200万円獲得

■事故状況
バイクで交差点を青信号で直進中,対向自動車が右折してきて衝突した。

■争点

過失割合,逸失利益,慰謝料

■当事務所の活動

病院同行,被害者請求,交渉,訴訟

■解決のポイント

本件は,ご依頼者様に7級の後遺障害が残った事案でしたが,加害者側が過失割合につき争ったため訴訟提起に至りました。
裁判の結果,当方の主張が全般的に容れられ,約2200万円での和解が成立致しました。

 

60代・女性・無職 異議申立・訴訟を経て約500万円獲得

60代・女性・無職 後遺症認定14級 約500万円獲得

■事故状況
直進走行したところ,右側より衝突された。

■争点
後遺障害等級,慰謝料等

■当事務所の活動
病院同行,異議申立,鑑定依頼,交渉,訴訟

■解決のポイント
もともと自賠責保険で14級が認定されており,12級への異議申し立てをいたしましたが認められず,訴訟提起に至りました。
残念ながら,訴訟においても等級認定に変更はありませんでしたが,カルテ等をもとにご依頼者様の症状の重篤性を主張したことが功を奏してか,和解において各損害の上乗せが認められ,結果として,自賠責損害賠償額75万円を加えた総額500万円程度の賠償を実現することができました。

 

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