高次脳機能障害

こんな症状はありませんか?

  • 事故後、物忘れがひどくなった
  • 事故後、人の話を理解しにくくなった
  • 事故後、物事に集中することができなくなってしまった
  • 事故前に比べて怒りっぽくなった
  • 事故前は簡単にできていた仕事ができなくなってしまう

1 高次脳機能障害とは

高次脳機能障害とは、事故等により脳に損傷等の変化が生じたために、高次脳機能(情報の処理、感情のコントロール、行動の制御など)に障害が生じてしまったことをいいます。

2 高次脳機能障害の症状

  • 記憶障害(物忘れがひどくなる、言われたことをすぐに忘れてしまう等)
  • 感情を抑制できなくなる(些細なことで怒る、感情面が不安定になる等)
  • 失語(言葉が出なくなる、読み書きが困難になる、話を理解できない等)
  • 注意障害(物事に集中できない、一度集中すると切り替えられない等)
  • 計画遂行能力の低下(正しい方法で仕事ができなくなってしまう等)

以上は、一例ですが、高次脳機能障害の場合は、上記のように、情報の処理、感情のコントロール、行動の制御などが事故前と比べて困難になります。
本人よりも先に周囲の家族が異変に気がつく場合もあります。

3 交通事故による高次脳機能障害の原因

  • 脳挫傷(脳の組織が傷ついたり、裂け目が生じること等)
  • 急性硬膜外血腫(脳を包む硬膜と頭蓋骨の間に血がたまることをいいます)による圧迫
  • 脳の軸索(脳の神経細胞の一部)損傷(事故により脳にねじれるような力が加わった場合には軸索損傷が生じることがあります。)

4 交通事故被害者の方・ご家族の方へ

交通事故で頭部に衝撃を受けたときには、一見、頭部にけががないように見えても、後で、記憶力の低下、感情がコントロールできなくなるなど、高次脳機能障害の症状を示すことがあります。
交通事故で頭部に衝撃を受けた場合には、事故後すぐにCTやMRIなど頭部の画像検査を受けることが、適切な賠償を受けることにつながります。
特に、軽度の軸索損傷の場合には、事故直後でないと画像で確認できなくなってしまう場合がありますので、事故直後にCTとMRI両方の検査を受けておく必要があります。

 
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