‘後遺障害等級’ カテゴリーの記事一覧

人身損害賠償金約1900万円増額 40代 男性 会社員

40代男性会社員1900万円増額10級

■事故状況

軽い下り坂を自転車で直進中、前方から2tダンプが右折してきて衝突。

■争点

後遺障害等級、過失割合

■事務所の活動

異議申立、鑑定依頼、交渉

■解決のポイント

本件は事故で骨折し、関節に可動域制限まで残ってしまったのに、救急車で搬送された最初の病院で骨折の診断を受けられなかったために後遺障害認定をうけることができなかった事件です。受任後、画像鑑定会社に事故直後に撮影されたMRI画像やCT画像の鑑定を依頼し、事故により骨折が生じたことや、画像から現在の症状が説明できることを記載した意見書を作成してもらって、異議申立を行ったところ、事故によって骨折が生じたものとして、後遺障害が認定されました。その後の交渉では、逸失利益を争われましたが、過失割合について依頼者に最大限有利な交渉をすることで、早期に妥当な解決をすることができました。

60代・女性・主婦・提示額から約1100万円増額

60代女性主婦2000万円獲得11級7号

■事故状況

自宅庭で庭作業をしていたところ、コンビニ駐車場から出ようとした相手方車両が第三者の車両に追突後、ブレーキとアクセルを踏み間違えてさらに加速し、自宅庭まで侵入し約10m跳ね飛ばされた。

■争点

家事従事者、後遺障害等級

■事務所の活動

病院同行、異議申立、訴訟

■解決のポイント

本件は、ご依頼者が11級7号の後遺障害認定がなされた事案です。
ご依頼者は事故前は、ご自身のお母様の介護を行っていたが、事故後これができなくなったという事情がありました。しかし、相手方から提示された賠償額にはその点が全く考慮されておらず、弁護士基準から見ても低い提示額でした。
受任後は、弁護士が適正額を計算し、交渉を行いましたが、相手方にも弁護士が入り「受け入れることができない。」との回答でした。
そのため、訴訟を行い請求をしたところ、裁判所においては当方の請求がほぼ認められた形で和解をすることができました。

本件の特徴は二つあります。
(1)弁護士が入ったことにより獲得金額が大幅に上昇したこと。
(2)裁判の費用も含め弁護士費用は弁護士費用特約で負担されており、ご本人の負担がないこと。
保険会社からの賠償額の提示は、不適切な場合がほとんどです。保険会社から賠償額が提示された場合はこれが適切かどうか弁護士に相談することをオススメします。特に弁護士費用特約にご加入の場合は、費用が掛かりませんので、弁護士に依頼することを強くオススメします。

60代男性会社員 後遺障害等級14級獲得

60代男性会社員230万円獲得14級9号

■事故状況

道路を横断しているときに、右折してきた車と衝突。

■争点

後遺障害等級

■事務所の活動

被害者請求、異議申立、交渉

■解決のポイント

本件は、ご依頼者様の症状が改善されなかったため、後遺障害の申請を行いました。
1回目の申請においては、残念ながら非該当の結果が出てしまったので、異議申立においては、1回目の結果を分析した上で、お医者様に改めて意見を伺い、意見書を作成していただきました。その結果、これが採用され、14級の認定を得ることができました。
1回目の非該当の結果をしっかりと分析できたこと、お医者様の協力が得られたことが後遺障害認定につながった事案といえます。
このように、1回目の後遺障害申請で非該当となった場合でも、異議申立により後遺障害認定を得ることは十分に可能ですので、決して諦める必要はございません。

40代・男性・会社役員・人身物損の合計約400万円獲得

40代男性会社役員400万円獲得14級9号

■事故状況

信号のある交差点で、青信号で直進したところ、左側から赤信号を無視した相手方車両に追突された。

■争点

会社役員、逸失利益、物損

■事務所の活動

その他(物損に関しては相手保険会社から損害額確定の調停を申し立てられた。)、交渉、被害者請求

■解決のポイント

【物損について】
受任直前に相手保険会社から損害額の確定を求める調停を申し立てられた。修理業者から車両の損傷状況や修理内容について聴取し、相手方の主張する修理費が低いことを主張立証することで、相手の主張から約20万円増額することができた。

【人身について】
後遺障害の認定について被害者請求し14級9号の等級を獲得することができた。
ご本人が会社役員であることから、「後遺障害逸失利益はない」との反論が予想されたが、相手保険会社との交渉では、特に問題とすることなく、後遺障害逸失利益を認めてもらうことができた。

10代男性アルバイト 賠償金計3000万円獲得

10代男性アルバイト3000万円獲得8級

■事故状況

原動機付自転車で丁字路を青信号で直進していたところ、対向車線から右折してきた相手方四輪車と衝突した。

■争点

過失割合、若年者、逸失利益、後遺障害等級、休業損害、その他

■事務所の活動

被害者請求、交渉

■解決のポイント

本件は交渉段階からの受任で後遺障害申請も当事務所で行いましたが、診断書上でご本人の症状がどうして起こっているのかが明らかでなく、その点を明らかにしないと後遺障害等級が認定されない危険性もあったため、医師に追加の意見書をお願いして症状と本人の怪我のつながりを明らかにしてもらい、その甲斐もあってか、当初の予想を上回る等級の後遺障害認定を受けることができました。

20代・男性・会社員

20代男性会社員14級9号245万円獲得

■事故状況

先頭が急ブレーキをし、計6台の玉突き事故に遭った。

■争点

慰謝料、後遺障害等級、逸失利益

■事務所の活動

異議申立、交渉

■解決のポイント

事故後、7か月以上通院をしたが、頚部及び腰部に痛みが残存することになった。
保険会社が事前認定に出したところ、後遺障害非該当とされてしまったが、弊所受任後に異議申立をし、14級9号の後遺障害の認定を受けることができた。
保険会社との交渉では、特に逸失利益の基礎収入について、事故前年の年収にするか、事故当年の年収にするかが争点となった。ご本人が事故前年に就職し、昇給等により事故当年の年収に増加がみられたことから、事故当年の年収を基礎収入とするべきと主張し、この点について保険会社に了承を得ることができた。

50代男性会社員 総額310万円獲得

50代男性会社員310万円獲得14級9号

■事故状況

依頼者が渋滞最後尾で停車中,後方から追突された。

■争点

逸失利益,後遺障害等級

■事務所の活動

異議申立,鑑定依頼,交渉,訴訟

■解決のポイント

追突事故に遭い,6か月以上通院し,後遺障害14級9号がついていたが,訴訟では,相手から通院期間は3か月程度が妥当で,後遺障害も非該当であると主張され,通院期間と後遺障害の有無・等級が争点となった。

治療期間については,むち打ちであっても6か月以上の治療を要する事例が珍しくないこと,後遺障害の有無については,民間の画像鑑定機関に画像鑑定を依頼し,その意見書に基づく反論を展開した。

その結果,裁判所からこちらの主張する通院期間,後遺障害も14級9号を認定してもらい,通院慰謝料,後遺障害慰謝料,後遺障害逸失利益について,裁判基準に基づく金額を獲得することができた。

50代・女性・会社員 夜勤手当を含めての賠償額の認定

50代女性会社員325万円獲得14級

■事故状況

道路を直進中,脇道から車が飛び出してきたので急ブレーキをかけて停止したところ,相手車両に後方から追突された。

■争点

後遺障害等級、休業損害、物損

■事務所の活動

被害者請求、交渉

■解決のポイント

本件は当事務所が対応した結果、後遺障害14級が認定されました。
さらに、ご依頼者様は事故前は夜勤であったにもかかわらず、本件事故の影響により夜勤ができなくなり、その分夜勤手当が受け取れなかったという事情がありました。
そのためご依頼者様の業務内容や夜勤の実態について聴き取りを行なったうえで、本件事故と夜勤ができなくなったことにつき因果関係が存在することを相手保険会社に主張した結果、治療期間中の夜勤手当分の損害が認められました。

70代女性主婦 435万円獲得

70代女性家事従事者435万円獲得320万円増額14級9号

■事故状況

車道と歩道の区別のない道路で道路の右端を歩いていたところ、前方から来た自動車と接触し、転倒した。

■争点

逸失利益、慰謝料、家事従事者、物損、休業損害、過失割合

■事務所の活動

被害者請求、交渉、異議申立

■解決のポイント

ご依頼者は、道路の右端を歩行していたにもかかわらず、自動車に接触して転倒した結果、歯牙欠損や半月板損傷などの重い怪我を負った事案でした。
相手方保険会社が道路の右端に寄っていたご依頼者に1割でも過失を認めるように求めてきたため、当事務所にご依頼いただきました。
当初より受任し、後遺障害申請も当事務所で行いましたが、残念ながら非該当となってしまいました。そこで、民間の画像鑑定会社に依頼して、半月板損傷を裏付ける鑑定結果を取得し、また主治医の先生の症状経過に関する書類を提出して異議申立をしたところ、後遺障害等級が認められました。
その後、加害者側の保険会社と事故の実況見分調書を取得して、ご依頼者には過失がないことを主張して交渉したところ、無事にご依頼者が無過失であることを前提とする内容で和解ができました。
異議申立における画像の大切さと実況見分調書の重要さを痛感した事件でした。

四十代・男性・会社員 慰謝料・逸失利益約140万円増額

40代男性会社員140万円増額14級9号

■事故状況

信号機のある交差点を青信号で進行していたところ、交差する道路を走行してきた自動車が赤信号を無視して進入してきて、ご本人の車両に衝突しました。

■争点

慰謝料、逸失利益

■事務所の活動

交渉

■解決のポイント

相手方保険会社の提示が妥当な金額であるかというご相談で当事務所に御来所いただきました。
相手方保険会社からの提示は、後遺障害14級に対する賠償金として自賠責保険から支払われる75万円のみしか計上していないことに加えて、通院慰謝料も赤本基準から30万円以上低い保険会社独自の基準を提示していました。
裁判基準であれば、後遺障害14級であれば、後遺障害慰謝料110万円に加えて、事故前年の年収の5%の5年分として計算する逸失利益の支払いを受けることができますので,自賠責保険から支払われる75万円のみという相手方保険会社の提示はご本人にとって不利益な提示でした。
そこで,裁判基準で損害を算定し直して相手方保険会社に請求したところ、受任から約2ヶ月で約140万円増額した内容で示談することができました。
任意保険会社は、自社の負担を減らすために自賠責基準での示談を提案してくることがよくありますが、裁判基準で請求した場合には、自賠責基準を大きく上回る内容での示談が可能になりますので、是非、示談をする前にご相談下さい。

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