‘後遺障害等級’ カテゴリーの記事一覧
40代女性 主婦
■事故状況
停止中に後ろから追突された
■争点
休業損害,慰謝料
■事務所の活動
交渉
■解決のポイント
本件は,当事務所介入時点で加害者側保険会社からの賠償提示が行われていた案件でした。もっとも,ご依頼者様の主婦としての休業損害の算定が低く,この点に重点を置いた交渉を心がけました。
30代・男性・会社員
■事故状況
信号待ちをしていたところ,後ろから追突された
■争点
休業損害,慰謝料
■事務所の活動
病院同行,被害者請求,交渉
■解決のポイント
休業損害は,事故直前3ヶ月の給与明細に従うべきだと主張があった。しかし,実状としてみると賞与も日々の積み重ねによって支給されるものである。過去の裁判例を調査し,賞与を含めた源泉徴収額をもとに休業損害を求め,これが認められた。また,交渉によって慰謝料は裁判基準満額を獲得することができた。
30代・女性・パート
■事故状況
信号が青になったので交差点半ばまで進んだところ,右から信号無視で進んできた車に衝突された。
■事務所の活動
被害者請求,交渉
■解決のポイント
長期間の通院が認められ,後遺症等級14級9号が認定された。パートの主婦の場合は,自賠責基準であると実収入か一日5700円のどちらか高い方が基礎収入額となる。しかし,当事務所が関与し,女性平均賃金の1日当たり約9600円での請求を行い,これが認められた。
そのため,パート収入で請求した場合と比較して,約150万円の増額となった。
40代・男性・会社員
■事故状況
4tトラックと三輪バイクの出会い頭の事故
相手方三輪バイクは信号無視の上,飲酒で突っ込んで来た。
■争点
慰謝料
■事務所の活動
交渉
■解決のポイント
加害者側任意保険会社からの当初提示額は約160万円でしたが,事務所が関与したことにより最終的に約260万円で示談が成立しました(約100万円の増額)。
20代・男性・自営業 加害者側から債務不存在確認訴訟を提起されたものの,裁判の結果,大幅な増額を実現した案件
■事故状況
赤信号で停車中,後方から原動機付き自転車が追突
■争点
因果関係
■事務所の活動
病院同行,訴訟
加害者側保険会社より事故後3ヶ月で治療費を打ち切られ,その後,債務不存在確認訴訟が提起された。控訴審まで行い,改めてこちらから支払い請求を求める訴訟を提起し,高等裁判所にて最終的に和解した。
■解決のポイント
ご依頼者は,本件事故によって深刻な腰部の症状に苦しんでいらっしゃいましたが,事故による車両の損壊が軽微であること等を理由に保険会社から3ヶ月で治療費を打ち切られ,さらには,その言い分が不当であるとして損害賠償債務がないことの確認を求める訴訟を提訴されてしまいました。
ご依頼者様には腰椎椎間板ヘルニアによる重い症状が出現しており,治療継続の必要性が高く,将来においても後遺症が残る可能性が心配されました。そこで,当事務所一丸となって訴訟対応を行い,①車両の損壊状況のみをもって機械的に怪我の程度を推し量ることは合理的でないこと,②加害者の提出する意見書や鑑定書は加害者側保険会社の関係者が作成したもので信用性に疑問があること,③本件事故以前にご依頼者様の腰部に既往症がなく本件事故以外に症状の出現理由が考えられないこと等を粘り強く主張・立証致しました。
こうした努力が実を結び,地裁においては,ご依頼者様の腰椎椎間板ヘルニアが本件事故によるものであることを正面から認める判決を獲得することができました。もっとも,当該判決については加害者側から控訴がなされ,最終的には東京高裁において和解による解決となりました。
最終的な和解金額は14級9号の後遺障害を前提とする372万円でした。
平成25年から平成28年と3年間の長きにわたる裁判でしたが,ご依頼者様には,最後まで当職らを信じてお任せ頂き,ようやくご満足頂ける結果を勝ち取る事ができたと思います。
裁判は時として非常に長期に渡ることになります。途中,思わしくない結果となることもありますが,粘り強く戦いを継続することにより,一助の光を得ることができたのだと思います。
30代・男性・会社員 交渉により損害額約162万増額
■事故状況
赤信号で停車中に後方から来た車に追突された
■争点
休業損害,慰謝料
■事務所の活動
裁判基準での計算書作成,交渉
■解決のポイント
資料を精査して損害額を計算をし,裁判基準で支払うように交渉をした。交渉の結果,裁判基準満額での慰謝料の獲得ができた。
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