30代女性 受任から約1ヶ月半で賠償金約39万円増額
2025-09-18
事故状況
優先道路走行中、相手方車両が脇道から出てきてこちらの車両の左後部に接触した。
争点
家事従事者損害、慰謝料
事務所の活動
示談交渉
解決のポイント
本件は、保険会社からの賠償提示後に相談があり受任したものです。
本件のお客様は、子育て真っ只中に交通事故に遭われ、通院をしなければならないがお子さんのお世話もしなければならないという境遇の中、思う様に通院ができずに通院終了を余儀なくされた状況でした。
自賠責基準や保険会社の基準では、通院頻度が少ないと、慰謝料などは少額になる傾向にあります。本件においても、事前提示中の慰謝料は自賠責基準そのままで、お客様が味わった苦痛を考えればあまりに少なすぎるものでした。
弁護士受任後は、慰謝料と休業損害について弁護士基準に引き直して計算・交渉を行い、スピーディーな対応を行った結果、受任からわずか1ヶ月半程度で約39万円の増額を得ることができました。
こういった事情に関わらず、様々な事情で怪我の治療のための通院を思う様に重ねられないケースもあるかもしれません。交通事故の怪我に関する慰謝料は、基本的に治療期間だけでなく、通院頻度に拠っても額が変化しうるため、適切な賠償を得るためにはきちんとした頻度で通院を継続することが本来重要ですが、弁護士基準に引き直すことで自賠責基準を大きく上回る額を引き出せる可能性が高くなります。こういったケースに限らずですが、保険会社からの賠償提示額に疑問があったり、納得いかなかったりする場合には、ぜひ弁護士への相談をお勧めいたします。