Q③-1:事故車両の修理費見積もりについて

車両修理費の見積もりに関し、留意すべき点はありますか?

A:修理費用が高額になった場合、相手方から「修理費が高すぎる(水増しだ)」との反論がなされることがあります。

修理費用が高額になった場合、相手方から「修理費が高すぎる(水増しだ)」との反論がなされることがあります。こうした場合に備え、修理費の見積もりは正規ディーラーで行うか、又は相見積もりを取得することを推奨します。

さらに、後日保険会社から修理費等につき異議を出された際に検証・交渉が円滑に進められるよう、保険会社のアジャスター(一般社団法人日本損害保険協会に登録され、同協会に加盟する保険会社の保険事故の損害調査を行う者)の調査を経た上で修理見積もりを入手したり、修理を実施したりすべきでしょう。これにより、車両の損傷が確定していることから、修理見積もりと損傷との突合が可能となり、迅速な交渉等に役立つことになります。

 
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