後遺症獲得にあたり良い医者・ダメな医者

当事務所では、弁護士がよりよい後遺症の診断書作成のため、被害者の通っている病院や医院にほぼ全件同行して、お医者様に後遺症等級獲得のため必要な検査を行うことを提案したり、医学的所見をきちんと後遺症診断書に記載していただくようにしております。

当職が考える良い医者とは


  1. 患者の目線で治療にあたる
  2. 症状について、患者から質問がなくてもきちんと説明する
  3. 症状固定かどうかについて、患者の意見と異なる場合は、ていねいな説明をする
  4. 後遺症等級獲得に向けて、必要な検査を必ず行う
  5. 患者の初期の問診についてていねいに行い、きちんと記録する
  6. 初期にMRIの画像を撮ることを指示する
  7. 弁護士との同席を嫌がらない

ダメな医者とは


  1. 最初の問診で患者の主訴(患者の訴えの中で最も主要な病症)を全て記録しない
  2. 症状について患者が質問すると嫌がる・専門的用語を多用する
  3. 態度が偉そう
  4. 弁護士との同席を嫌がる
  5. 初回以後の主訴の変化を記録しない
  6. 後遺症の等級獲得について、全く関心がない → 必要な検査をしない
  7. 保険会社の言いなり

ここでの評価は、交通事故の後遺症を獲得するに当たり、良い医者と悪い医者の判断基準を設けて、当事務所が実際に行った医者の評価をしております。
実際の治療の技術が高いかどうかの評価ではありません。

治療の腕がよく、評判のお医者様でも、後遺症を獲得する際には必ずしも良い評価の医者とは限りません。
というのは、医者にとっては、後遺症というのは治しきれなかった結果であり、余り前向きに取り組むべき問題ではないと考えている傾向があるためです。
また、後遺症等級が獲得できるかどうかについては知識不足の方が多く、ご自身の後遺症診断書に必要な検査結果をきちんと書いていただけないお医者様や、検査自体を怠っているお医者様もなかにはいらっしゃいます。
そういう点で、後遺症診断書の作成について熱心でないお医者様については悪い評価をつけさせていただいていますが、実際の治療の技術が高いかどうかについては無関係です。
しかしながら、高評価の医院については、治療の技術も高く、患者の言い分を患者サイドに立ってきちんと聞くなど、良い評価の医者については技術も患者からの評価も高いという傾向が見てとれます。

  • お問い合せは受け付けておりません。
  • 病院名・医師名・依頼者名についてイニシャル表記としておりますが、必ずしも実名のイニシャルと一致させておりません。
 病院同行記録(主に浜松市近郊)
病院名 医師名 面談の可否 医師の対応 各種検査の対応 診断書の意見交換 同行時の感想
HO整形外科 K Hさんと一緒に浜松市内整形外科へ
RM整形外科 U  ○ Iさんと一緒に市内整形外科へ
DC病院 I Uさんと掛川市内の病院へ
AM整形外科 R × 面談には消極的。意見交換が出来るような雰囲気ではないような印象。
PT整形外科 Y Mさんと一緒に市内の整形外科へ
KN整形外科 K Aさんと市内整形外科へ
GH整形外科 B Yさんと豊橋市内の整形外科へ
RS病院 G Mさんと一緒に市内病院へ
S 損傷部分の画像について説明を受けたが、弁護士同行について快く思っていない様子。検査については、画像で明らかだから不要と対応してもらえず。
Y 特に問題ない対応だった。
KH病院 T Tさんと一緒に市内口腔外科へ
W × × 検査の際に、強引に手を添えて伸ばさせる検査をした。
弁護士との意見交換を嫌がった。
SS整形外科 Z Uさんと一緒に三島市の整形外科へ
TG整形外科 G × × × 面談はしてくれたが、途中で席を立つようなこともあった。また、実質的な意見交換は拒否。一方的に話され、質問は文書でとのこと。
KS医院 K Uさんと一緒に熱海市の医院へ
AD整形外科 A × 面談について消極的。弁護士との意見交換を嫌がる。医院側のカルテの記載を診断書に付記することを拒んだ。
MK整形外科 K Sさんと磐田市の整形外科へ
上記時とは印象が違った。弁護士は後遺障害にしか興味が無いといったような偏見があるかも。あまり他人の話に耳を傾けるタイプではない。
OT整形外科 T × MRI撮影をしている時にはジャクソンテスト・スパーリングテストは不要との見解で、検査に応じてもらえなかった。
RU病院 N Nさんと市内の病院へ
KR整形外科 K 保険会社に対する不信感と患者に対する誠実さは極めて高い印象。弁護士との意見交換にも応じてくれると思われる。
ESクリニック C カルテ開示に相当程度粘り強い説得が必要だった。弁護士同行については受け入れOK。
CBクリニック Z Kさんと浜松市内の整形外科へ
GU整形外科 G Oさんと浜松市内の整形外科へ
TU整形外科 T 求めた検査には対応してくれたが、後遺障害の面で積極的に患者を助けようとするタイプではないよう。被害者側から促さない限りMRIを撮影しない傾向にあると思われる。
NN外科医院 N Aさんと浜松市内整形外科へ
IR整形外科 B Nさんと浜松市内の整形外科へ
KN整形外科 Z Oさんと浜松市内の整形外科へ
NY病院 O Mさんに同行し、市内病院へ
NK整形外科 N Sさんと市内整形外科へ
WT病院 N Gさんの退院前説明に同席
BR整形外科 B Gさんと市内整形外科へ
 YU整形外科 Y Uさんと市内整形外科へ
 
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