70代女性主婦 435万円獲得

2020-10-10

70代女性家事従事者435万円獲得320万円増額14級9号

■事故状況

車道と歩道の区別のない道路で道路の右端を歩いていたところ、前方から来た自動車と接触し、転倒した。

■争点

逸失利益、慰謝料、家事従事者、物損、休業損害、過失割合

■事務所の活動

被害者請求、交渉、異議申立

■解決のポイント

ご依頼者は、道路の右端を歩行していたにもかかわらず、自動車に接触して転倒した結果、歯牙欠損や半月板損傷などの重い怪我を負った事案でした。
相手方保険会社が道路の右端に寄っていたご依頼者に1割でも過失を認めるように求めてきたため、当事務所にご依頼いただきました。
当初より受任し、後遺障害申請も当事務所で行いましたが、残念ながら非該当となってしまいました。そこで、民間の画像鑑定会社に依頼して、半月板損傷を裏付ける鑑定結果を取得し、また主治医の先生の症状経過に関する書類を提出して異議申立をしたところ、後遺障害等級が認められました。
その後、加害者側の保険会社と事故の実況見分調書を取得して、ご依頼者には過失がないことを主張して交渉したところ、無事にご依頼者が無過失であることを前提とする内容で和解ができました。
異議申立における画像の大切さと実況見分調書の重要さを痛感した事件でした。

 
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